【雑種・混血・ミックス猫は丈夫&飼いやすい?毛色による性格や特徴の違いとは?【口コミ/感想/体験談】】ということをテーマに・・・猫はその毛色によってある程度性格傾向がある・・・。
これなんかは猫の話をしたりするとよく挙がる話題だと思います。
つまり、雑種の猫、最近では、
- 混血種
- ミックス猫
といった呼ばれ方もしているみたいです。
これらには一応違いがあり詳しく書くと雑種と混血種&ミックス猫は違っており、基本的に混血種&ミックス猫とは純血種同士の猫の掛け合わせによって誕生した猫ちゃんとなります。
雑種としての身体の丈夫さなどに多少の違いはあれば純血種よりは丈夫だそうです。
しかし、種類によってもそれらに違いはありそうですが・・・。
で私はこれまでに純血の猫は飼育したことのないのですが、実際に様々な毛色(雑種)の猫を飼って(飼育)きております。
そこで今回は、本当に猫の毛色によって性格に違いがあるのかどうか?実際の体験を通した上での考察をしてみたいと思います。
Contents
飼育経験のある毛色の猫
ちなみに私の家で飼育している(または飼育経験がある)毛色(雑種猫)は、
- 三毛
- 黒猫
- キジトラ
- サバトラ
- ブラックスモークグレー
の猫ちゃん達です。
多い方だとは思いますが、世の中には上には上がいますのでどうでしょうか?
でまた、友人にサビ猫飼育者がおりましたので、そちらの意見も参考にしました。
三毛はミステリアスな性格で猫らしい性格の子が多い
三毛は『ミステリアスな性格・・・もっともネコっぽいあの感じ(ザ・自由人みたいな)』とあくまで一般論として、総合意見としてそう言われているようです。
私の家にいた三毛猫も確かに多少はミステリアスだったかもしれません。
ただ世の中の一般論として言われている様なミステリアスとは一風違うかもしれません。
もっと甘えん坊な性格の様な気がします。
実際飼ってみると三毛はお姉さんぶる甘えん坊な性格?
しかしながら・・・実際に飼ってみて私の視点から見ると三毛はお姉さんぶる面もありながら基本的には甘えん坊でした。
でしかも必ずその三毛が甘えてくるときは私の自室で誰もいないときなのです。
私の膝に乗ってきてゴロゴロ言っていたり構えと催促してきたりと。
かと思えば、外ではキジトラの弟猫を連れて狩りの練習に付き合ってやったり(自分で獲物を取ってきては、半殺し状態で弟猫に与えて練習させていました)と。
家族にも狩りのお土産(ベランダにセミを並べる)の用意
稀に家族に狩りの「お土産」を用意していてくれたり・・・。
とある日には合宿帰りの私の為にと、部屋の入り口にベランダで捕獲してきたセミを一列にキレイに並べて「帰ってきておなか減ってるでしょ?食べてもいいのよ」といわんばかりに得意げな顔をしていたのは、可愛かったですが・・・虫が苦手な私にとっては結構なトラウマとなっています。
お姉さん気質と思われそうですが、私の感覚としては「大人ぶる甘えん坊の妹」的な三毛猫でした。
メスだけ?三毛猫にはオス(男の子)は存在しない?
ちなみに三毛猫にはオス(男の子)は存在しません。
存在しないというと若干違いますが、かなり希少となっています。
値段・価格は実に3000万円という例もあるとのことです。
例えば三毛猫は野良猫など外で見ることも多いと思いますが、基本的にはメスばかりのはずです。
黒猫は甘えん坊が多い
一般的に黒猫は甘えん坊が多いと言われているようです・・・これは正直否定ができません。
我が家には黒猫が2匹おりますが・・・こいつらいずれも見事に甘えん坊です。
私の膝に乗るのは当たり前で、パソコンの画面前に集合しては構えと無言の訴え。
餌待ちの為に早朝から枕元でそっと待機し続ける。
名前を呼ぶと鳴いて走って寄ってきます。
黒猫は食べ物の好き嫌いが多いは嘘?本当?
ただ、黒猫を飼う方々の多くの口コミ・評判を見てみると、黒猫は(食べ物の)好き嫌いがありがち、という意見がありましたが、それは全くありません。
与えたものは基本的になんでも食べます。
餌が変わっても気にせず食べます。
ですのでその猫自体に(食べ物の)好き嫌いがあるのではないか?と考えられます。
たまに「これじゃないのがいいかなあ・・・」という顔をすることはありますが、結局は完食。
黒猫の性格傾向に関しては、ある程度は当たっているかもと考えられます。
ただ、実例が少ない(言っても2匹の体験サンプルによるものです)ので、本当にそうなのかは少なくとも黒猫30匹くらいのサンプルが欲しいところです…。
キジトラはおっとりしているか少し気性が荒い
キジトラは2匹おります。
で黒猫と同様に甘えん坊でおっとりした性格の猫ちゃんです。
ただ少し気性が荒いなっと思える部分も特徴としてあります。
特に年長の雄のキジトラ猫(最初にご紹介した三毛猫の弟です)は、甘えん坊気質で擦り寄ってきたりソファの隣に座ったりと色々な行動をします。
ただ、不思議なことに年をとる毎に人間じみてきています。
現在(2017年時点で)11歳になるこの雄のキジトラですが、不思議と人間のいう事をある程度分かっていて、主張があると黙ってそこに佇んで無言の訴えをしてきます。
古来日本において、猫は10歳を越えると猫又という妖怪になるといわれていましたが、なんだかその話が本当なのではないかとさえ思えてきました。
とにかく人間くさい猫です。
とはいえ、基本的には甘えん坊で、他の猫を飼い始めてから控えるようになった私への甘えも、暫くするとなりを潜めて、以前のように甘えてくるようになりました。
それからもう1匹の雌のキジトラ猫ですが、この子も非常に甘えん坊です。
しかも、人見知りがなく、誰に対してもゴロゴロ言っておなかを見せてしまうようなフレンドリーな性格でもあります。
家族が構ってやると尻尾をピーン!と立てて喜び、ごろんと転がって「もっと撫でて」と主張してきます。
方向性の違いはあれど、雌(メス)のキジトラも雄(オス)のキジトラも、我が家においては甘えん坊です。
性格の違いは毛色よりも猫次第だと思う
猫の毛色による性格の違いですが、少なくとも私の印象では”猫次第”という結論に至りました。
なにせ7匹以上飼育してそれぞれ毛色が違うのに甘えん坊しかいないのです。
飼い主による育て方&環境次第で変化
これはあくまで私個人の主観ですが、猫次第もありつつ、育て方や家庭環境もあるのではないかと思います。
人間も、性格形成には家庭環境がある程度影響するといわれますよ。
それが猫にも適用されるのではないでしょうか。
我が家は動物好きが多く、猫がいるととにかく構い倒します。
一部の子は目の開いていない頃から飼っているので、猫にとっては親のような感覚というのもあるでしょう。
しかし放浪していたのを保護した若猫、子猫(こちらはグレー猫です)も、甘えん坊です。
なので、猫次第+育て方次第で、ツンツンした子にも甘えん坊にもなり得ると思っています。
猫使いの勲章・異名からの体験談
実例を申し上げますと、当時ルームシェアしていた頃のシェアメイトの飼い猫の性格の変化です。
既に当時5歳だったシェアメイトの飼い猫ですが、最初は私を警戒しまくり、噛み付いてきたり、隠れたりしていました。
しかし猫を多数飼育してきた私はそんなことは気にせず、実家の猫と同じ様に教育(躾/しつけ)をして、その猫はシェアを解消する頃には完璧な甘えん坊猫に変貌していました。
ルームシェアはお互いの合意の上で円満に解消したもので現在もその方とは交流がありますが、その方の飼い猫は現在も甘えん坊のままで、昔と全く性格が違う!と家族に驚かれているそうです。
この経緯があり、私は「猫使い」の異名をいただいてしまいましたが、結局は育て方や扱い方次第で性格は変わる可能性があるのでは?と考えるようになりました。
まとめ
だから、これから猫を飼おうと思っている方は、毛色の性格傾向はあくまで参考程度に留め、「この子だ」と思った子を家族に迎えてあげてください。
それから、今猫を飼っていて、性格が気になる方は、少し接し方を見直してみてください。
もしかしたら、性格が少し変わるかもしれません。
例が7匹前後と非常に少ないサンプル数なのでこちらもあくまで参考程度にしかなりませんが、7匹全員が甘えん坊猫になるという結果が出ています。
こういうこともあるのだ、と頭の片隅に置いておいていただければ幸いです。